☆自分と相性の良い、これは!と思うテキストを一通り読む。
オフィス浅野の「技能検定のツボ」のテキストは、過去に出題された問題のキーワードを
ピックアップして編集しています。
☆時間の余裕があり、頭がクリアな状態のときに、過去に出題された問題にチャレンジする。(特に実技は)
・実技では問題の正解を見て、解答方法がすぐ分かるものは少ないはずである。
正解を暗記する方法は、問題を少しアレンジされたら応用が利かないのでお勧めしません。
→解き方を覚えることが重要!
「特級技能士のための管理・監督の知識」の該当ページをくまなく読み、検討する。
オフィス浅野の過去問解説を読む。
・スキマ時間を見つけて、用語の定義などを覚える。
「技能検定のツボ」の用語集は、主に学科の共通科目(問題1~32)の問題を解くときの参考用です。
・実技で計算を要する問題は、基本的に中学校で習った数学で解けます。
中学校で習った数学で解答するために、解き方を見つけるのが大事です。
☆令和元年度の問題に対するコメント
学科:共通科目(問題1~32)は例年通りの出題
問題15~17の品質管理の問題は手ごわい。
実技:問題1では珍しく、PERT手法が出題されなかった。
今年の設問2と設問3が珍しい出題。
問題2は中学校で習った数学で解けるが、出題者の設定が少しこったものであり、難度を上げている。
問題3は見た目ほど難しくない。
問題4は意外と難しい。
問題6と7は頭の中の整理が大変。
★参考 その1
「特級 機械保全の勉強」の項に書きましたが、機械保全は2月早々に指定試験機関のホームページに
試験問題と正解が公開されます。
機械保全の問題も、機械保全以外の職種と類似の問題が出題されることが多いです。
機械保全の職種に出題された問題の解答にチャレンジして、腕試しするのも一つの方法です。
★参考 その2:
個人的には、サブノートを作らない主義です。
理由:(学生と違い社会人は試験勉強に割ける時間が少ないので)サブノートを作る時間がもったいない。
対処:テキストに色々書き込む。
★特級技能検定に合格するためには、共通科目の問題でしっかり得点することがカギです。
共通科目の問題数の割合:
学科は問題数の64%、実技は問題数の78%です。
このホームページの「ホームの技能検定のツボの編集方針」をご覧ください。
☆試験日の前夜は、しっかり睡眠時間を確保する。
睡眠時間を削って受験勉強しても、試験本番のときに頭が冴えていなければ逆効果。
試験会場が自宅から遠方の人は、できれば前日は試験会場に比較的近い所のビジネスホテルなどに
宿泊することをお勧めします。
☆問題を一問目から解こうと思わずに、学科・実技とも、最初から最後まで一読する。
どんな問題が出題されているかのチェックなので、そんなに時間はからない。
その後で、試験の時間配分を考えて解答に着手する問題の順番を考える。
※実技は問題が9問あります。度の問題から着手するかが非常に重要です。
解けそうにない難しい問題に取り組んで、解答が進まないとあせってしまい、あとあとに影響します。
☆学科試験は50問の問題を2時間、実技試験の問題の9問を3時間かけて解答します。
受験したことがある人なら分かると思いますが、残り時間が少なくなってくると、
頭が疲れているし、問題も中々解けないという、悪循環におちいります。
⇒前の項に書いたように、試験の時間配分を考えて省エネで問題を解答することが大事です。
☆実技の計算を要する問題を解答するときの注意
・単位を常に意識すること
・回答欄に数値を記入するときの数字の丸め方
例:小数点以下第一位を四捨五入し、整数値を回答欄に記入すること
⇒計算式が○*□*△だったとすると、○ □ △をそれぞれ計算する段階で
小数点第一位を四捨五入すると、誤答になる可能性があります。
○□△を掛けた数値が49.5だったとすると、50が正解。
これを○□△をそれぞれ計算する段階で四捨五入すると、49.4になったとすると49!
計算式はあっていたかも知れませんが、正解になりません。